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2025.09.03
お役立ちコラム
「高制震住宅」で実現する、安心で快適な未来の住まいづくり
はじめに
日本は世界でも有数の地震大国。
いつどこで大きな地震が発生してもおかしくない状況で、
家づくりを考える上で「地震への備え」は最も重要なテーマの一つです。
「耐震等級」という言葉はよく耳にするようになりましたが、
近年、それと合わせて注目されているのが「制震」という技術です。
今回は、地震から大切な家族と暮らしを守る「高制震住宅」について、
その仕組みやメリットを分かりやすく解説します。
深谷市、本庄市、熊谷市、秩父市エリアで、
デザインも性能も妥協しない家づくりをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
「制震」とは?「耐震」「免震」との違いを知ろう
地震対策の技術には、主に「耐震」「制震」「免震」の3つの考え方があります。
それぞれの特徴を理解することが、最適な家づくりの第一歩です。
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耐震:建物を「強く」して揺れに耐える 建物の柱や梁、壁などを強化し、
構造そのものを頑丈にすることで、地震の力に耐えようとする考え方です。
現在の建築基準法で定められている最低限の基準であり、多くの住宅で採用されています。
しかし、繰り返しの揺れによってダメージが蓄積しやすいという側面もあります。
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制震:特殊な装置で揺れを「吸収」する 建物内に「制震ダンパー」と呼ばれる装置を設置し、
地震のエネルギーを熱エネルギーなどに変換して吸収・発散させる技術です。
建物の揺れそのものを小さくするため、構造体へのダメージを軽減できます。
繰り返しの地震に強く、本震だけでなく、何度も続く余震にも効果を発揮するのが大きな特徴です。
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免震:揺れを「受け流し」て建物に伝えない 地面と建物の間に特殊な装置を設置し、
地盤の揺れを直接建物に伝えないようにする技術です。
建物自体の揺れを大幅に軽減できるため最も効果が高いとされますが、
導入コストが高額になりやすく、地盤の状況によっては採用できない場合もあります。
これら3つの中で、コストと性能のバランスに優れ、多くの木造住宅で効果を発揮するのが「制震」です。
制震住宅の4つのメリット
制震技術を取り入れた住宅には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
1. 繰り返しの地震に強く、家の損傷を抑える
一度大きな地震に耐えたとしても、建物には目に見えないダメージが蓄積している可能性があります。
制震住宅は、揺れのエネルギーをダンパーが吸収するため、構造体へのダメージを大幅に軽減。
本震後の余震にも効果を発揮し、家の資産価値を長く保ちます。
2. 家具の転倒などを防ぎ、室内の安全性を高める
地震による被害は、建物の倒壊だけではありません。
家具の転倒や物の落下による怪我も大きな問題です。
制震住宅は、建物の上層階にいくほど大きくなりがちな揺れを抑える効果があるため、
室内の被害を最小限に食い止め、家族の安全を守ります。
3. 台風などの強風による揺れにも効果的
制震ダンパーは、地震だけでなく、台風や強風による建物の揺れにも効果を発揮します。
風による細かな揺れが軽減されることで、
日々の暮らしの快適性が向上し、建物への負担も減らすことができます。
4. 設計の自由度を保ちやすい
免震構造に比べて大掛かりな装置や基礎工事が不要なため、
コストを抑えながら高い安全性を実現できます。
また、設計上の制約も少なく、デザイン性の高い注文住宅にも導入しやすいのが魅力です。
ユースフルの「高制震住宅」
私たちユースフルは、「設計士とつくる、ちょっとかっこいい家」をコンセプトに、
デザイン性はもちろんのこと、住まいの基本性能にも徹底的にこだわっています。
地震という避けられないリスクに対して、お客様が永く安心して暮らせるよう、
最高等級である「耐震等級3」を標準としながら、
さらに高性能な「制震ダンパー」を組み合わせた「高制震住宅」をご提案しています。
一棟一棟、綿密な構造計算に基づき、最も効果的な位置に制震ダンパーを配置。
デザイン性を損なうことなく、繰り返す地震の揺れから建物を守り、
お客様の大切な命と財産を守る住まいを実現します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。地震対策は、家を建てる上で決して妥協できないポイントです。
「耐震」で建物の強度を確保し、さらに「制震」で揺れを吸収することで、
一度きりの大きな地震だけでなく、その後に続く余震や、将来再び起こるかもしれない地震からも、
住まいを守り続けることができます。
ユースフルでは、お客様一人ひとりのライフスタイルやご要望に合わせたデザインと、
最高レベルの安全性能を両立した家づくりを行っています。
深谷市、本庄市、熊谷市、秩父市エリアで安心・安全な注文住宅をご検討の際は、
ぜひ私たちにご相談ください。
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