
更新情報
2025.12.29
お役立ちコラム
ユースフルが考える高制震住宅 ― 揺れに「耐える」だけでなく「抑える」家づくり
はじめに
こんにちは、ユースフルです。
日本で家を建てるうえで、地震への備えは欠かせないテーマです。近年は「耐震」だけ
でなく、「制震」という考え方にも注目が集まっています。
高制震住宅とは、地震の揺れを建物内部で吸収・軽減し、建物や暮らしへのダメージを
抑える住宅のこと。
ユースフルでは、ただ基準を満たすだけの耐震設計ではなく、繰り返し起こる揺れに
強い“高制震”という考え方を大切にしています。今回は、ユースフルの高制震住宅が
どのように暮らしを守るのかをご紹介します。
高制震住宅とは「家を守り続けるための仕組み」
耐震住宅は、強い構造で揺れに「耐える」ことを目的としています。
一方で制震住宅は、建物に伝わるエネルギーそのものを「吸収・抑制」することで、
揺れを小さくします。
ユースフルが高制震住宅を重視する理由は2つ。
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大地震は一度で終わらない
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繰り返しの余震が建物にダメージを蓄積させる
住み続けられる家であることこそが、本当の安心につながると考えています。
ユースフルの高制震住宅が大切にしている考え方
1.耐震+制振を組み合わせた安心設計
ユースフルの住宅は、耐震性能をしっかり確保したうえで、制震の考え方を取り入れています。
構造の強さだけに頼らず、揺れを建物内部で分散・吸収することで、
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柱や梁への負担を軽減
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建物の歪みを抑制
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内装や設備へのダメージを減らす
といった効果が期待できます。
これは、「倒れない家」ではなく、「暮らしを守り続ける家」を目指すユースフルの設計思想です。
2.建築家が構造バランスから考える制振設計
ユースフルでは、建築家が間取り・構造・制震のバランスを一体で考えます。
制震は装置を入れれば終わりではなく、
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壁量の配置
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建物形状の安定性
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重心と剛心のバランス
といった構造設計が非常に重要です。
デザインを優先して耐震・制震が犠牲になることはありません。
美しさと構造の安定性を両立させる設計が、ユースフルの高制震住宅の特長です。
3.繰り返す地震に備えるという発想
大地震のあとに続く余震は、建物に少しずつダメージを与えます。
制震を取り入れることで、揺れのたびに蓄積される負荷を軽減し、
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長く住み続けやすい
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メンテナンスリスクを抑えられる
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資産価値を守りやすい
といったメリットにつながります。
ユースフルでは、「建てた瞬間」ではなく、10年後・20年後も安心できる家であることを重視しています。
高制震住宅でも暮らしやすさは妥協しない
耐震・制震性能を高めると、間取りの自由度が下がるのでは?
そう感じる方もいらっしゃいますが、ユースフルの家づくりでは心配いりません。
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家事動線を考えた間取り
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開放感のあるLDK
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無垢材や漆喰など自然素材の心地よさ
これらを大切にしながら、構造と制震を計画します。
安心・快適・デザイン性を同時に満たすことが、ユースフルの高制震住宅です。
「友人の家を建てる」視点で考える地震対策
ユースフルでは、お客様を「友人のように」考えて家づくりを行っています。
もし大切な友人が家を建てるなら、
「見た目がいいだけの家」ではなく、
「地震のあとも安心して暮らせる家」を勧めたい。
その想いが、高制震住宅という選択につながっています。
性能を数字で語るだけでなく、暮らしを守るための現実的な提案を行うことを大切にしています。
まとめ
高制震住宅は、地震に「耐える」だけでなく、「揺れを抑え、暮らしを守り続ける」ための住まいです。
ユースフルでは、建築家が構造・間取り・デザインを総合的に考え、高制震という考え方を住宅に落とし込んでいます。
熊谷・深谷・本庄エリアで、
安心して長く住める住宅を建てたい方
地震への備えをしっかり考えたい方
は、ぜひユースフルにご相談ください。
これからの暮らしを守る家づくりを、一緒に考えていきましょう。