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2025.04.21

スタッフブログ

動かないバイクを譲り受けて、蘇らせた!

こんにちは。

家つくりコンサルタントの植竹です。


だいぶ前に、バイク好きの知人から「もう動かないから捨てようと思ってるバイクがあるけど、いる?」と連絡が。
興味本位で見に行ってみると、そこには埃をかぶった一台の古い250ccバイク(スクーター)

外装はそこそこ綺麗だけど、エンジンは完全に沈黙。

心のどこかで「直せるかもしれない」という謎の自信が芽生え、そのまま譲ってもらうことに。


家まで運んで、早速分解スタート。
とりあえず、以下の項目をチェックしてみました。

  • バッテリー → 完全にアウト

  • キャブレター → ガソリンが固まって詰まってる

  • プラグ → 真っ黒で火花も飛ばない

  • ブレーキ → 効かない

  • タイヤ → 空気ゼロ&ヒビあり

これは...なかなかの重症。

まずはキャブのオーバーホールからスタート。固まったガソリンを除去して、ジェットやフロートをきれいに清掃。
次に新品バッテリースパークプラグを用意。エアフィルターもボロボロだったので交換。
そして、タンクを外してサビ取り剤でフューエルラインの洗浄

 

ここまでやってから、ドキドキの初セル。

「キュルキュル……ボンッ!」

おおお!?一瞬だけどエンジンがかかった!
マフラーから白煙もくもくだけど、生きてる感がすごい!

 点火タイミングの微調整と、キャブのセッティングを何度か繰り返して、なんとかアイドリングも安定。
タイヤとブレーキパッドも交換して、ついに近所を軽く試乗

「え、めっちゃ楽しいんだけど!」

自分で手を入れたバイクが動くこの瞬間、なんとも言えない達成感。まるで蘇った機械と会話してる気分でした。


正直、整備にかかった費用と手間は結構なもの。でも、それ以上に得られたものが大きかった。
機械って面白いし、何より「直して乗る」ってめちゃくちゃロマンあります。

今後はこのバイクでツーリングにも行きたいし、もう一台レストアが必要なバイクが1台眠っている…。

同じように眠っているバイクがあれば、ぜひ一度向き合ってみてください。意外と動きます。たぶん。